
ダヤンというキャラクターが生まれて、初めてつくられた「絵本」が
     「ダヤンのおいしいゆめ」です。2月20日で「ダヤンのおいしい夢」から20年。
  
  今回は“「ダヤンとおいしいゆめ」ができるまで”と
  
  同時に出版される「ダヤン256のだいへんしん」と「ダヤンから256のおめでとう」
  
  から面白いイラストをちょこっとご紹介します。
絵本とはまったく関係ない動機でダヤンが生まれ、はじめは包装紙や店の看板だったダヤンは
     ぐんぐん存在感を増してきました。
     
     「そうだ!この猫をわちふぃーるどへ送りこんだらどうだろう」すばらしい思いつきでした。
     
     わたしはダヤンを地球生まれの猫と想定し、架空の国へ通じる魔法の扉を考えました。
     
     そしてある雪の日にダヤンはその扉をくぐって架空の国<わちふぃーるど>へやってきます。
     
     ダヤンの目を通して、<わちふぃーるど>を眺めてみると、おはなしはこれを待っていたかのようにするすると生まれてきました。
     
     ダヤンという強い個性を持った主人公(キャラクター)にめぐり会えたことで、物語の世界が立ち上がったのです。
     
     そして、はじめてつくった絵本が「ダヤンのおいしいゆめ」でした。
ちょっと面白い絵本を作りました。
     
     前にかまぼこやさんからどっさりかまぼこ板を送ってきて、それに絵を描いてくれと頼まれ、
     
     どうせなら、変わったの作ろうと思って、かまぼこ板4枚に4分割のダヤンを描きました。
     
     表はねずみパン焼いてるダヤン、裏はコンサルティーナ弾いて大声で歌ってるダヤン。
     
     組み合わせると16通りになるの。
     
     「よし、これを絵本にしてみよう!」と考えて『256通りの絵本』のコンテを作った。
     
     「どうせなら、二冊一緒に出したい」との出版社の意向でもうひとつ。
     
    『256通りのおめでとう』。これもなんか楽しい。工夫するの楽しいね。やっぱり絵本は楽しいよ。
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