初めてのカラー陶器は、当時自分たち的には高嶺の花だった平版という方式でした。
転写シートのいかにも貼り込みましたというわざとらしさがなく、
これが実現したときたいそう嬉しかったのを覚えている。
版が20数版必要で酷く高価で、メーカーさんがわちのためにまず自費で
版を起こしてあげるといってくれて、 思い出深く大好きなシリーズです。
今から思えば、アイテム構成もレイアウトも実にさっぱり。


 

*上の3つは、カップの裏やお皿のふち、ポットの後ろ用です。

レイニ―パーティは、「雨の木曜パーティ」という絵本の表紙になりました。
このころは、こうして物があって、そこからイメージを喚起し、
物語を作っていったことも。
いかにも楽しそうな雨上がりの道を行くダヤン。
そしていかにも雨が好きそうなかえるたち。
雨の木曜パーティは、読み聞かせにもピッタリな、
楽しくて心が温まるお話になりました。

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